当たり前を覆す挑戦。

当たり前を 覆す挑戦。

2024年には浄水カートリッジのご契約件数が200万件を突破し、タカギの代表的な商品となっている蛇口一体型浄水器。しかし一昔前までは蛇口の先端に取り付けるタイプなどが当たり前でした。「蛇口と浄水器、ひとつになればいいのに…」そんなお客様の声がきっかけとなり、3人の技術者が前例のない開発に挑みました。

INTERVIEW

「技術的に不可能だ」という思い込みをひっくり返す

タカギの代名詞でもあり業界初の製品であった「蛇口一体型浄水器」は、どのようにして誕生したのか。すべての始まりは、1998年8月に東京で開かれた展示会でのこと。ある女性客が蛇口と浄水器を眺めながら「これ、ひとつになればいいのにね」と呟きました。それが、当時の髙城寿雄社長が蛇口一体型浄水器の開発を決意した瞬間です。

画期的なアイデアとはいえ、それまで業界内にも存在しないまったく新しい製品。「蛇口の中に収まる浄水器なんて作れるはずがない」と誰もが思う中、開発を託されたのは3人の技術者でした。彼らがはじめに取りかかったのは「小型の浄水カートリッジの開発」。それは当時の世界最小クラスのサイズを目指すもので、蛇口に内蔵するためにはカートリッジの直径を28mm未満にする必要がありました。もちろん前例はなく、当時のタカギにとってはハードルの高い難題でした。
さらにサイズを小さくするだけでなく、浄水性能と流量の両立、性能を長期間維持するための工夫も求められます。すべてを高い水準で満たすバランスを見つけるためにひたすらサンプルを作り続け、その数が30を超えた頃、ようやく新型カートリッジが完成したのです。

その頃、設計担当は別の問題に直面していました。それは「浄水と原水を切り替えるスイッチ」です。スタイリッシュなデザインにするためには、わずか15mm四方のスペースに切替機構をどのように収納するか。解決のヒントになったのは、どこにでもあるノック式のボールペン。弁の代わりに12mmのステンレス製ボールを入れ、それによって水の流れを切り替える。ボールを動かし、固定するのはボールペン同様ノックによって行う。そんなアイデアが閃いたのです。

その後も商品化までには製造技術や品質保証などに関する問題が山積していましたが、それらをひとつずつ乗り越えて1999年に業界初の蛇口一体型浄水器が誕生しました。

初代蛇口一体型浄水器 みず工房EX 写真
初代蛇口一体型浄水器 みず工房EX

今も昔もタカギの強みは開発力とチャレンジ精神

蛇口一体型浄水器が誕生して25年以上が経った今も「当たり前を覆す挑戦」は続き、様々な改良が進んでいます。例えば優美にカーブしたデザインが印象的なLCシリーズは、その美しさを損なわないために蛇口としての構造設計を大幅に見直し、浄水カートリッジも新たに開発されたものです。従来よりもコンパクトでありながら弧を描く形状のカートリッジなので、浄水性能と流量を担保するために主要素材となる活性炭から見直されています。

また、浄水カートリッジの除去能力も進化を続け、今では最大で「16+3物質除去」と高い性能を誇ります。

タカギの蛇口一体型浄水器はこのような製品開発や改良を重ねることでご愛用者を増やし続け、2024年には浄水カートリッジ累計顧客数が200万件を突破。長年にわたって多くのお客様に支持されているのは、現状に留まることなく性能と使い勝手、デザインをアップデートし続けてきたからこそ。

それを可能にしているのは、どんな技術的な難題も克服できる独自の開発力と長く受け継がれてきたチャレンジ精神であると私たちは考えています。

タッチレス蛇口一体型浄水器LCシリーズ 写真
タッチレス蛇口一体型浄水器LCシリーズ:カーブしたカートリッジを新開発
当たり前を覆す挑戦。

当たり前を
覆す挑戦。

2024年には浄水カートリッジのご契約件数が200万件を突破し、タカギの代表的な商品となっている蛇口一体型浄水器。しかし一昔前までは蛇口の先端に取り付けるタイプなどが当たり前でした。「蛇口と浄水器、ひとつになればいいのに…」そんなお客様の声がきっかけとなり、3人の技術者が前例のない開発に挑みました。

水とグラスのイメージ写真