次に、お客様の声をきっかけに生まれたご家庭でも簡単にできる再利用アイデアをご紹介します。それは使用済みの浄水カートリッジを消臭剤として使うこと。「使用後のカートリッジは、見た目が新品と変わらないように見えるので捨てるのがもったいない」というお客様の声を受け、開発部門で再利用方法を検討し、消臭剤としての活用方法が生み出されました。

何度も議論を重ねカートリッジのリユース施策が誕生。活性炭の力に注目して実験を重ねた結果、浄水機能は果たせなくなっていても消臭効果はまだまだ高いことがわかりました。活性炭は炭化後に水蒸気を含みながら焼き増しを行う「賦活(ふかつ)」という工程を経ることで備長炭と比較しても大きな表面積を有し、高い消臭効果があることが特徴のひとつです。
タカギの研究では、10リットル容器ににおいの原因となるアンモニアのガスと使用済み浄水カートリッジを封入したところ、60分後には約99%のアンモニアが吸着されるという結果に。このことから「冷蔵庫やゴミ箱などの消臭に再利用する」というアイデアにつながり、今では多くのお客様にお試しいただいています。
「冷蔵庫に入れてみたら、にんにくチューブのにおいが消えた!」「靴に入れてみても消臭効果を実感できた!」「おむつ用ゴミ箱のにおいが気にならなくなった」「猫のトイレに入れています」と好評です。 ポイントは、浄水カートリッジをしっかりと乾燥させること。
屋外で天日干しする場合は約2日間、室内の陽が当たる場所なら約8日間が目安です。工場でもご家庭でも、捨てる前にひと工夫することで環境にやさしい選択ができる。こうした小さな積み重ねがやがて大きな力になると、私たちタカギは信じています。
お客様からの体験談やアイデアでリユースがさらに広がっています。