男性社員の育児休暇取得率が、わずか3年で約30倍に
皆が楽しく働ける職場を提供する。この言葉を経営理念に掲げるタカギは、時代と共に変わり続ける働き方に合わせて労働環境の整備・改善に取り組んできました。フレックスタイムや時間単位有休、リフレッシュ休暇などを取り入れ、2020年には「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進プロジェクト」を立ち上げてより良い職場づくりを推進しています。
その中でも特に大きなインパクトがあったのが、独自の育休制度「育トレ」です。育トレは「育児は夫婦で行うもの。だからこそ、育休は休みではなく夫婦が一緒に取り組む育児トレーニング期間にしてほしい」という想いで名付けられ、男性社員が育休を取得するためのきっかけ作りとして2021年にスタート。もともと女性の育休取得率は100%でしたが、それに対して男性はわずか3%。しかし、育トレ導入後の翌年には75%、3年後には95%まで男性の育休取得率が改善されました。具体的な内容としては、性別問わず最大20営業日が有給休暇として追加付与され、育休を取得することが人事評価に影響しないことが約束されています。また、取得前には「育トレBOOK」や育トレ期間中の過ごし方を夫婦で話し合うための「育トレミーティングシート」も渡されます。この育トレによって収入減少や評価に対する不安が払拭されただけでなく、「上司や先輩が送り出すような雰囲気で育休を取らせてくれました」「第一子のときは取得しませんでしたが、第二子のときに育トレで育児に積極的に参加できました」といった声も増え、会社全体の意識が大きく変化しました。


